2013年11月26日火曜日

新しい私のチャレンジ

2013年10月4日
それはアリスさんが娘のクラスに講義に来てくださって
そのお手伝いで久し振りに彼女にお会いした日でした。

「実はね、この夏体調を崩してね。
それはもう私にとってそれは、大きな警鐘だったの。
もっと伝えなきゃ、
もっと未来を作る子供達に
人間として大事な事は何なのかということ
そして私達家族が受けてきた苦しみを
2度と繰り返さないためにも
出来る限りの時間を使って行かなきゃって
心から思ったのよ」

「毎日 私達(戦時中の差別体験者)は
どんどん死んでいくのよ。
もう時間が無い。
私ももう 時間が無いと思い知ったの」

「本当は 日本人として
日本の子供達に伝えたかったの
それができたらいいな そう思って。」


アリス・節子・ヒライさんは
第二次世界大戦中 日系人強制収容所を経験し
それを平和と人道主義のために語り伝える
プロのスピーカーです。

6年生の授業の始まる数分前
多分 彼女がこれを話してくれた時間は
1分もなかったでしょう

でも思いました、強く思いました。

彼女を日本に連れて行かなきゃ。
日本の子供達に
これから世界へ羽ばたき世界を助ける子供達に
人間として大事な事はなにか
日本人として生きるとはなにか
世界人として失っていけないものは何か
それを考えるチャンスをあげなければ。

彼女の講義中
アリスさん特有のジョーク連発に
大笑いしながら引き込まれていく子供達を見ながら
私の中で 新しいチャレンジが決定しました。


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